2学期10月の理科の授業では流れる水の働きを学習しました。
プリントには土で坂を作って水を流す、とありますが、授業では実験まではしなかったようです。
坂が急だと水の流れが速い、坂が緩やかだと水の流れも緩やかなどを学びました。
休日に実験と称してあまり肩肘張らずに泥んこ遊びの延長のようにやってみると面白そう!
習った用語は浸食・運搬・堆積(たいせき)です。
水の力を利用した水力発電は二酸化炭素を出さない電力発電でエコだと言われています。
わたしも水力発電はエコで環境にやさしいと信じ切っていました。ダムは川の氾濫、洪水の対策になる良いことばかりと思っていました。
ダム建設のために川を堰き止めることで魚や鳥などの野生動物や植物などの生きる場所を奪うことになる。
単に居住者の立ち退きだけでなくアマゾンやマレーシアなどで居住地を奪うことで貧困を助長することにもなる。
メコン川の上流を中国がダムを建設したためにメコン川の水量が減少してタイ、ラオス、ミャンマー、カンボジア、ベトナムは水不足が深刻化しているそうです。
世界のダムの話をニュースでやってたものだから、この機会にチラッと調べてみると、ダムを作ることは単純なことじゃないんだってことが解りました。
だからと言ってダムが全面的にダメって話ではなくて、高低差のある場所でダムを作ればダムが小さくても効率よく水力発電ができるだろうし、ダムを作る場所やダムの規模や生態系への影響とか考えてダムを建設することが大事で。
多くのダム建設は多面的に考えて建設されているだろうし、一部のダム建設が問題になっているのだろうと信じたいです。
学校の授業にゆとりがあれば、流れる水の働きも水力発電に触れるだけでなく世界のダムの話しに触れてみんなで環境や政治、人権を考える場にしてほしいと思いました。
今の学校のカリキュラムでは難しいだろうけど自分で考える子供になってほしいから考える場があればな。
あれ、これって社会になるのかな(;^ω^)
以上、「【小5理科】流れる水の働きを学習しました」でした。