小学生ライフ!毎日の勉強と習い事の話

小学生になると学校生活、勉強、習い事など気になることがいっぱい。調べたことをつらつらと発信します。

子どもが勉強嫌いかも?勉強への取り組み方を変えるだけで自ら勉強する子どもになる!

Kids

 

「勉強しなさい!」

怒ってばかりの毎日にウンザリしてませんか?

子どもに「勉強しなさい」は逆効果で良くないって聞きます。その話を聞く度に思うんです。「そんなこと、わかってる。でも子供が勉強しないから言うしかない」

それでも実際のところは「勉強をしなさい」と言ったところで勉強はしませんよね( ;∀;)

本当は「勉強しなさい」なんて言いたくないし効果がないことは誰でも分っているけど言わざるおえない状況だってだけ。

ありがたいことに我が家の子どもたちは自ら勉強をします。我が家での家庭学習の取り組み方や教育本を紹介します。

きっと勉強が嫌いな子どもも自分から勉強する子どもになるヒントがありますので、自分の子どもの興味や好き嫌いを考えながら読んでください(*^-^*)

 

1割前後の子どもは勉強嫌いから「好き」になっている!

東京大学社会学研究所とベネッセ教育総合研究所による「子供の生活と学びに関する 親子調査2015-2016」の追跡調査で実は一割前後の子どもが勉強嫌いから勉強が好きになっています!

衝撃的な調査結果です。誰だってミラクルは起こせるんです。希望が持てますね♪

追跡調査の話しは次のプレジデントの記事で紹介されていますのでぜひ読んでみてください。

勉強嫌いな子どもがどのようなきっかけで勉強が好きになったのでしょうか。その答えは、「子供の好奇心を刺激すること」です。

何かのきっかけで勉強と知的好奇心が結びつき勉強が好きになる。

まずは「勉強しなさい」「勉強しろ!」を封印してください。ぐっと我慢してください。子どもは親の言う通りには動きません。

前述の調査結果で、勉強好きになったきっかけは自分の関心のあることを通して「知ることが嬉しい」という内的動機の割合が高かったのです。

知的好奇心をどんどん刺激すれば勉強が好きになるタイミングがおのずとやってきます。

知的好奇心を追求するために親ができることは?

子どもが好きなこと、興味があることを親も一緒に楽しんで調べたり話したりと一緒に勉強することです。興味がありそうだったら書籍も購入していつでも読める環境を作ったりすることです。子どもの興味あることを広げて深掘りして好きを追求するのです。

それが計算や漢字の書き取りなどのいわゆる勉強でなくていいのです。知的好奇心を刺激して育てていくだけでいいのです。

「知る」ことが楽しくなればこっちのもんです。子どもは自ら興味のあることへどんどん勉強していきます。

知的好奇心を刺激するため我が家で実践したこと 

My very very very big tube.

順不同で現在進行形で実践していること、過去に実践したことを紹介します。

  • 道路マップなど紙ベースで地図を購入しておでかけをしたときにたまに地図を開いて通った道などをたどったりして遊びます。
  • グーグルマップのストリートビューで近所を散策して遊びます。
  • お風呂に地図を貼ってお出かけした時の話しなどをします。
  • プラネタリウム・昆虫館・水族館・動物園・恐竜展などテーマパークに行った後に関連する書籍を購入します。
  • 昆虫や動物などの観察会やイベントに参加する。
  • 身近な生き物を見つけたら帰宅して図鑑で調べる。見つからなければ追加して書籍を購入したり図書館で借りる。
  • 図書館で絵本・児童書・図鑑・写真集を借りる。図書館通いを習慣化した。借りてきても読みなさいと言わない。借りてきた本を全部読まなくてもいい。
  • 一緒に英語の勉強をしてみた。
  • 一緒にプログラミングの勉強をしてみた。
  • オセロや将棋をやってみた。
  • すごろくで遊んだ。
  • マンガを読む。
  • 子どもが欲しがる本をなるべく購入した。
  • ダーウィンや地球ドラマチック、大河ドラマなどを一緒に見る。
  • かいけつゾロリなどアニメで見たものを本でも読む。

プログラミングや英語などは勉強を意識して実践していますが、まだまだ遊びの範疇です。上の子は高学年になるのでそろそろステップアップしたいのですが親の私に余裕がないです(-_-;)

中根克明氏の著書『小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」』を読んで、我が家で実践してきたことが「子どもの勉強への取り組みにも役立ってる!」と自信が持てました。

読書と遊びの大切さ

Reading

『小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」』お子さんが小学校低学年ならぜひ読んでほしいです。高学年でも参考になる箇所はたくさんありました。アマゾンのレビューも参考にしてください。

本書では読書の大切さ、読み聞かせも耳からの読書なので自分で文字が読めるようになっても有効と書いていました。実際に我が家でも実践していることです。子どもが文字が読めるようになっても自分から読み始めるまでは読み聞かせをしています。

本書では親子で一緒に楽しむ時間をもっと増やすことをお勧めしています。遊園地などの特別なおでかけじゃなく、公園などで身近な場所で遊びましょう。っと遊びを充実させる具体的な例も紹介していました。

勉強的な遊びとは、日時計を作ってみたり、科学実験や天体観測をしてみたりという遊びです。子供がこれらの遊びの分野に興味を持っていれば、遊びにも知的な要素が加わります。

夏休みの自由研究の本やお菓子作りの本などを見てると面白そうで子供もやりたがります。遊びの中に「実験的な遊び」を取り入れるっていうのは親子で楽しめますね♪

プログラミングは奥が深い

プログラミングは、これからの子供たちの新しい遊びです。それは、出口がたくさんあり、それに応じて進む道もたくさんある遊びだからです。

 これからのプログラミング教育はプログラミングの言語を習得するのが目的ではありません。プログラミングを通して想像性のある遊びです。

いろんな素材を使って工作をするのと同じようにロボットを動かしたい、動くだけじゃなくダンスを出来るようにしたいなどプログラミングのルールに従って自分のやりたいことを作っていく遊びです。難しく考えなくていいんです。

プログラミングも習い事で通わなくてもタブレット学習で自宅で学習できます。タブレット学習についても記事にしていますのでぜひ参考にしてください。

プログラミングは大人になってから仕事にも遊びにも活かせる新しい遊びです。少しずつ家庭にも取り入れていきたいですね。

 

別の視点から勉強嫌いを克服する勉強法 

目からのウロコの勉強法でした。

著書の洲崎氏は本書で「そもそも宿題は楽しくないもの、ただの作業にすぎないから」と述べられています。復讐で反復練習や類似問題を解くだけだから面白くないと。

確かに宿題は義務でやってるだけでちっとも楽しくありません。

私は子どもに「宿題をさせるな」「勉強させるな」と言いたいわけではありません。

面白くないインプットの延長を無理やりやらせるのならば、いっそのこと、させないほうがマシだと言いたいのです。そうでないと、せっかくの子どもの潜在能力を発揮する場を奪い、やる気の芽を潰してしまうことになるからです。

大切なのは、その持っていき方なのです。

 もうこの文章を読んで私は「そうだそうだ!」といいたいぐらいでした。高学年になると単純作業の宿題が多すぎて時間のやりくりが大変になってきています。

理解度を確認することが成績アップのカギを握る

前述の調査結果の中で自分で理解度を確認しながら勉強する勉強法を実践している子どもは勉強嫌いから勉強好きになった子供の割合が多いです。ポイントですね!

「勉強するときに『何がわかっていないか確かめながら勉強する』」と答えた子供は、「勉強嫌い→勉強好き」になった子の場合54.1%であるのに対し、「勉強嫌いのまま」の子は31.4%で、22.7ポイントもの差があった

どうやって理解度を確認するのか?

元「浜学園」算数講師の洲崎氏の著書で簡単に理解度を確認する習慣づけの話しがありました。

アマゾンでレビューを見る>>たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる!

授業の5分ぐらい前に、これから始まるテキストや教材にサーッ目を通していきます。

テキストへの”予習”をしているのではありません。

授業への集中モードに入っていく準備をしているとでも言いましょうか。学習内容への”興味”を自分に注がせます。

 ここでも興味を持つことの大切さが述べられています。我が子が学校で一人で実践するのが難しいようなら家で次の日の準備をするときに親と一緒にペラペラっと教科書を開いて眺めるだけでも効果が有りそうです。

そして理解度を確認するために勉強日記を記します。 

「今日からガンガンに復習しなくていいよ。その代わり、寝る前に、できなかった問題に対して、なぜできなかったのか?どこでつまづいたのか?を書いていこう」

 寝る前に勉強日記をつけるだけで知らず知らずのうちに復習をして学習の理解度を確認することになります。すると、わからない箇所を把握できるようになるので無意識のうちに「どうすれば答えにたどり着くか」を考える思考回路が出来上がるのです。

 

ガチガチに勉強しなくていい。やりたくないことを無理強いしてやらせない。楽しく学べる工夫をする。

マンガやテレビや映画で勉強が好きになる!宝槻泰伸氏の著書『勉強嫌いほどハマる勉強法』

Ipad day

宝槻泰伸氏と言えば強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話 (クリックするとアマゾンにページが開きます)で有名ですね!

オヤジさんは奇想天外でハチャメチャなんだけど、学習法は的を得ていて自分の信じる道を突き進んで子育てを実践しいます。なんてったて高校に行かない選択をするとは潔い選択ができて凄いと思いました。それで子供3人とも京大ですからね。ほんと凄いです。学習法も少しは見習って私も実践しようとした覚えがあります。

著者はその長男さんです。自分の実体験をもとに教育に携わっています。

まず教科書やドリルを閉じてください。そしてマンガや映画を手にとって「これを使って勉強しよう!」とすすめてみてください。間違いなく、子どもの目の色が輝き始めます。

 本書では著者たち三兄弟が身につけた勉強法で活用したおすすめの漫画・テレビ・映画を解説を合わせて紹介しています。

アマゾンで詳細をみる>>勉強嫌いほどハマる勉強法

マンガなどのヴィジュアルで全体像を効率的に把握してそのジャンルへの入門編として活用するのです。興味を持つようにするのがポイントですね!

マンガの読み方がわからない小学生が増えているそうです。コマ割りの順番がわからないなど単純に読み方がわからない、行間を想像できなくてストーリーを追えない、などです。マンガが読めるほうが楽しく勉強に取り組みやすいですが、その場合はデジタル教材を活用したり他の入り口を考えるといいですね。

マンガなどの他に工作などの遊ばせながらの勉強法も紹介していました。プログラミング学習がPDCAサイクルを鍛えるのに役立つというお話しも興味深いです。社会人になってから散々と言われる課題解決法のPDCAサイクルがまさか子供の教育本で紹介されているとは!

 

さいごに

自分が知らないことを「知る」ってことは楽しいことです。勉強嫌いになっているのは歯車が少し違っているだけです。

1割前後の子どもは勉強嫌いから勉強好きへ変化しています。それには「勉強しなさい」「宿題したの!」を封印して「勉強は面白くない」イメージを払拭してください。

そして、遊びなど通して知的好奇心を刺激して親子一緒に楽しんでください(*^-^*)

今回紹介した書籍と記事です。

以上、「子どもが勉強嫌いかも?勉強への取り組み方を変えるだけで自ら勉強する子どもになる!」でした。

 

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