朝日小学生新聞の一面で紹介されていたナショナルトラストってご存じですか?
恥ずかしながらわたしはこの記事で初めて知りました。
聞いたことないよ、知らないよって方は一緒に学んでいきましょう(^O^)/
ナショナルトラストとはなんぞや?
ナショナルトラストとは貴重な自然環境を守るために土地を買い取る活動のことです。
絶滅が危ぶまれている動物も住む土地がなければ生きていくことはできません。土地を購入することで環境を守り貴重な動植物を守るのです。
動植物を守ることは行政だけの土地管理では難しいのです。土地を買い取ることで土地の所有者になり守るのです。
このナショナルトラストの活動は19世紀のイギリスで始まりました。
ナショナルトラストを行う団体は世界各国にいくつもあり、日本でも50以上の地域で活動をしています。
日本最大のナショナルトラストの活動をしている団体が日本野鳥の会です。
今回、朝日小学生新聞で紹介していたのがシマアオジという野鳥です。
絶滅危惧種のシマアオジを守る!
シマアオジは渡り鳥で夏に北海道の草原にきます。野鳥の会のサイトで写真を見るとお腹が黄色い愛らしい鳥でした。ぜひ野鳥の会のサイトを覗いてみてください。
サントリーの日本の鳥百貨で鳴き声が聴けます♪
とても可愛いシマアオジですが世界的に数が減少しています。環境省のレッドリストでも絶滅危惧種に分類されています。原因は中国で食料として食べられているとのこと。減少に伴い中国での捕獲、売買が禁止されても密漁も行われている。
日本野鳥の会とNPO法人「サロベツ・エコ・ネットワーク」はシマアオジを守るために生息地である北海道のサロベツ原野の土地を購入しました。
他にもナショナルトラストで守る!
ナショナルトラスト協会ではアマミノクロウサギやタンチョウやキタキツネが多く住む森など多くの活動をされています。
お金の寄付や土地の寄付、ヤフーのネット募金、Tポイントの募金など様々な形で活動を支援することができます。
現金の寄付は寄付金控除の対象になります。
少しだけどわたしも力になれればと思います。アマミノクロウサギの住む自然を守りたいです。
以上、「自然動物を守るナショナルトラストってどんなこと?」でした。