隕石は、太陽系の化石
隕石は小惑星のかけらが地球に落ちてきたものです。
隕石が太陽系の化石とはどういう意味か、小学生新聞に国立科学博物館の米田成一さんのお話が掲載されていました。
小惑星は太陽系ができるときに、小さい岩のまま残されてしまったもの。つまりは太陽系ができた当時のまま、宇宙をただよっているものです。
小惑星は太陽系ができたときの状態で宇宙を漂っているので、その小惑星のかけらである隕石は「太陽系の化石」ってわけです。
隕石を調べることで太陽系が約46億年前にできたことや、生命誕生に大きくかかわっていることがわかったりしたのです。
「隕石は、太陽系の化石」と米田さんが話していた言葉です。とてもすてきな言葉だと思いませんか。
わたしはこの太陽系の化石って言葉にロマンを感じてズキューンと心を射抜かれたような気持ちです(≧▽≦)
アストロノーツの記事は関連記事で他の隕石の話しが興味をそそられて面白かったです。
お時間があるときにぜひ読んでみてほしいです。
2020年7月に千葉県の習志野市で隕石が見つかり日本で発見された隕石の中で53番目の隕石になります。
日本に53個の隕石の一覧
国立科学博物館のページで隕石の一覧がありました。
一番最初に日本で見つかった隕石は861年に福岡県直方市で見つかった「直方隕石(なおかたいんせき)」
隕石の分類について別ページで説明がありましたが違う機会に紹介したいと思います。
さて、調べ魔のわたしは隕石で作った日本刀があるのも見つけてしまった。
隕石で作った日本刀
天鉄刀(てんてつとう)
上のページには刀の写真が掲載されていました。美しい!
千葉工科大学のスカイツリータワーキャンパスで常設展示しています。見れるものなら見てみたい。
流星刀(りゅうせいとう)
富山市科学博物館で所蔵されていますが常設展示ではないようです。残念。
流星刀の元になった白萩隕鉄は国立科学博物館で展示しています。
大きな流れ星「火球」が観測され、習志野で発見された今回の習志野隕石のほかにも隕石のかけらが見つかる可能性があるそうです。
火球がどんなものか、KAGAYAさんの映像で見るとビビりますね。
先ほど、2020年7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)が西から東へ流れました。数分後に室内でも聞こえる轟音が聞こえましたが関係があるかもしれません。映像は実際のスピードで再生されます。ベランダからの撮影です。 pic.twitter.com/eCYqr8uUfV
— KAGAYA (@KAGAYA_11949) 2020年7月1日
一生に一度は火球を見てみたいし落ちている隕石も拾ってみたいです。
以上「日本には53個の隕石が落ちているし隕石で作った日本刀もあるのだ」でした。