NHKのラジオで夏休み子ども科学電話相談という番組が大人気で毎週日曜日に放送されるようになりましたね!
わたし、この子ども科学電話相談をリアルタイムで聞いたことがありません。子どものテレビの邪魔になってしまって( ;∀;)
なので公式サイトでの過去の記事やツイッターで読んで楽しんでいました。
子どもは自分の興味のあるテーマだけ聞き逃し配信を聞いて自分でも質問したい!と鼻息を荒くしてたり(*^▽^*)
その大人気のNHK子ども科学電話相談がですね、本になっていました。昆虫スペシャルと恐竜スペシャルを読んだんですけど、これが面白いんですよね\(^o^)/
NHK子ども科学電話相談 恐竜スペシャルと昆虫スペシャルの感想です
どちらも漢字にフリガナがふってあるので低学年からでも子供一人で読めます(^_^)v
恐竜スペシャルの目次です
回答者は小林快次先生と田中康平先生です。
カラーのページとモノクロのページ、コラムも少しあります。
何が魅力って子どもの素朴な疑問に専門家が真剣に答えてる内容が想像力をかき立てられて面白いんです。
相談16の隕石が落ちなければ恐竜はどんな姿になったかな?
頭が固くなっている大人には出てこないない発想の質問ですよね。
仮定の話なので絶対的な答えはなくて、
「きっと巨大化した植物食恐竜と肉食恐竜が世界を支配していたんじゃないか」
「ティラノサウルスがいなかったらドロマエオサウルスがトップだったかも」
「植物食恐竜はアラモサウルスがもっと巨大化してたかも」
など想像しだすと面白い。
相談26のふつうの石ころと恐竜の化石は、なにがちがうの?のページでカムイサウルス通称むかわ竜の化石の写真が載ってましたけど、ほんと見分けがつかない。よく見つかったって思います。
他にも恐竜のフンの化石がなんでフンだとわかるのか?とか博物館の化石を組み立て間違ったりしないの?とか気になる~ってテーマばかりでした。
次、昆虫スペシャルにいってみよー(^O^)/
昆虫スペシャルの目次です
回答者は丸山宗利先生、清水聡司先生、久留飛克明先生です。
身近な虫が登場するのでハマるかもしれない。
だってさ、
カブトムシは死ぬとなぜ軽くなるの?
カブトムシは洗濯機で洗っても生きていられるのはなぜ?
カブトムシの足が取れけど、なおせないの?
とか、ちょっと気になるでしょ。子供に質問されても答えられませんもん。
チャレンジャーな子供もいてクモにさわるにはどうしたらいいの?って 相談があるんですけど、クモが好きな子供なのかなって思うじゃないですか。
読み進めてみると
「クモに触りたいけど怖くて触れません」って相談なのよ。
なんてハードルの高い質問なんだ!どうやって回答するのって読むと久留飛先生がどんな動きをするか観察してみよう、とアドバイスしていました。
どんな動きをするか、触り方なども話していて色々なクモがいるなって思うし触れそうな気がしてくる。
観察して対象物を知ることで怖くなくなる
ってのはわたしも体験しました。虫はとても苦手だったのに子どもに付き合って虫を観察していくうちに怖さよりも興味が増していつの間にか怖くなくなっていました。
知る事って大事ですね。
他にも
巣を作っていたジョロウグモを逃がしたけど元気ですか?
おばあちゃんはなんでゴキブリを殺すの?
とか興味は尽きません。
何度も咀嚼するように読んでほしい一冊です。ぜひ!
以上、「NHK子ども科学電話相談が本になってた!恐竜と昆虫スペシャルが何度読んでも面白い」でした。