1年間で約3000人の女性が子宮頸がんで命を落としています。毎年1万人の女性が子宮頸がんにかかって約3000人の女性が死んでいく。
子宮頸がんを予防するHPVワクチンは2013年に定期接種になったけどテレビなどで副作用の可能性が取り上げられたこともあり積極的勧奨が中止されました。
要はBCGなどのワクチンと同じように定期接種のワクチンだけどワクチンを接種するかどうかは各家庭で判断してねって意味合いだよね。
子どもが接種の対象年齢になるので納得のいくまで調べました。調べた結果、次のことがわかりました。
- 海外では男女ともにワクチンを接種していること
- HPVワクチンは子宮頸がんだけでなく咽頭がん、肛門がん、陰茎がん、膀胱がん、尖圭コンジローマなどの予防効果があること
- 日本の接種率は1%以下だが世界を見ると接種率は約60~70%以上が多く日本の接種率が低すぎること(WHO公開資料)
- HPVワクチンは筋肉注射で皮下注射より痛みがあること
- オーストラリアでは2028年には子宮頸がんにかかる患者はいなくなる見込みのこと
- HPVワクチンの副作用を疑われた症状はワクチンを接種していない子供にも症状がでておりワクチン接種との因果関係が証明されなかったこと(名古屋スタディ)
- HPV(ヒトパピローマウイルス)は100種類以上あること
- HPVワクチンは3種類あること(2価,4価,9価)
子宮頸がんは20代後半から40代に多いガンです。
もし子どもが罹患したら私より早く亡くなるかもしれない。手術をしてガンを取り除いたとしても後遺症やガン転移の不安に苦しむかもしれない。
HPVワクチンは日本では接種率が低くても世界的には日本の現状よりはるかに多く摂取されている。ワクチンの副作用を疑う症状も因果関係が証明されなかったことあり、HPVワクチンを接種することを決めました。
HPVワクチンの理解と子どもへの説明のためにいろんなサイトを読みました。次のサイトが子どもへの説明に使いやすかったです。
HPVワクチン関連のサイト
子宮頸がんワクチン以外にも生理などの話しもしたかったので書籍も購入しました。
子宮頸がんと女性のカラダは子宮頸がんの話し以外に女性の一生のホルモンの変化から生理、月経前症候群、避妊などについても学べます。
とても良かったのが婦人科についての説明があって内診の説明がありました。
内診が怖い場合は問診票に書いて口頭でも自分の希望をハッキリと伝えること
どうしても内診をしないといけない場合もあるけど他の検査方法もある場合もあるから医師と相談して決める、と書いてありました。
はじめての婦人科は怖い。様子もわからないし。それがイラストと文章で説明があったので子どもに伝えやすいです。
さよならしきゅうそのあとは子宮頸がんになった作者のお話です。術後の後遺症の話しやメンタル的な話が面白おかしくマンガになっています。漫画なので子ども一人で読めますし、リビングに置いていたらいつの間にか読んでいました。
さよならしきゅうそのあとは全編になるさよならしきゅうの続編になります。
性教育もだしワクチンやガンの話しなど難しいけど避けては通れない道です。参考になれば幸いです(^O^)/