小学生ライフ!毎日の勉強と習い事の話

小学生になると学校生活、勉強、習い事など気になることがいっぱい。調べたことをつらつらと発信します。

子どもが発達障害かと悩み初めて療育相談に行った時の話

同じように悩んでいる方の参考になればと思い、書きます!

幼児の頃からこの子は発達的になにか問題があるのではないかとずっと気がかりでした。
悩んではこども園の先生や小学校の先生、ママ友に相談するものの、

「心配することなんて何もないよ。大丈夫よ」

「男の子はそんなもんよ」

「上の子が優秀するぎんじゃない?下の子はそんなもんよ」

「個性ですよ。性格やね」

「お母さん、気にしすぎよ」

相談する度に上記のようなコメントが返ってきました。

だから私は、私が神経質で気にし過ぎているだけだから、もっと大らかな人間にならねば!とその度に反省していました。

この記事を読んでいる方の中には悩むほどなのに親が子どもの発達的側面を解らなかったのか?と疑問に思うかもしれません。

 

ただ、当時の子どもの様子を振り返ると誰もが子どもに発達的なグレーがあるとは解らないと思います。

それこそ専門家でない限り。

幼児の頃の子どもの様子

 幼児の頃から運動会や発表会など緊張感を持って取り組んで問題なくみんなと一緒にやっていました。参観とかでもみんなと一緒に行動できる子供でした。みんなで先生の話を聞くときも座って集中して聞ける。騒いでいる子どもに引きずられたりもしませんでした。

集団行動について特に目立った行動はなし。

ただ、赤ちゃんから幼児になった頃、後追いも激しかったし自分の要望が通らなければ長時間に渡って駄々をこねていました。1時間とか泣いてぐずって。

例えば、みかんが食べたい、と子供が言い出したとする。その時、家にみかんがなくてまた今度ねって話しても納得してくれない。みかんが食べたいと激しく泣いてって感じです。

全般的に運動は得意だけど鉄棒や縄跳びは苦手で、苦手なことに努力して取り組むことは自らはしなかったです。
先生が根気よく少しずつ練習をさせてくれたおかげで出来るようになり、出来るようになれば得意げに「見てみて!練習しなくてもできるよ。」と言うような子です(笑)

絵本もとても好きでよく読んでとわたしに要求しました。絵本の登場人物の心配をしたりと、とても優しい子どもです。

小学生になってからの子どもの様子

小学校の授業でも立ち歩いたりの問題行動もない。

小学生になり学校のお道具箱は乱雑だったりするが、プリントは毎日持って帰ってくる。

本も自分で読めるようになりたくさんの本を読みます。

椅子に座った姿勢がとても悪いので授業態度が悪いように見える。

授業は聞けて内容も理解しているように見える。

消しゴムや鉛筆をなくしていることに気づかない。(1年生の時より2年生の時のほうが頻度が上がったように思う。)

水筒や筆箱、下敷きなど何かしらを忘れる。

 私の体調が悪かったり上の子の帰りが遅いと大丈夫かなって真剣に心配する優しい子です。

 

授業中に立ち歩いたり騒いだりもしないし、奇声も発しない。勉強も普通にできるし宿題もやるし友達ともトラブルなく遊べてる。

普通の子供だと思いますか?それとも変わった子供だと思いますか?

なぜ療育相談に行こうと思ったのか

忘れ物の頻度と先生の話が聞けてない時がありそうに感じたのです。

例えば鉛筆を削ることを毎日のように言い続けても忘れる。

最初は「鉛筆削るの忘れてるよ」と普通のテンションで声かけていても、それが1週間、2週間続いても自分で気づかず声をかけ続けないといけない。しまいには真面目にやらない、ふざけてるのか!と思うほどです。

私も怒り、子どもも泣いて。とても怒った後は数日は覚えているけどまた鉛筆を削るのを忘れる。根本的に解決しない。

これはふざけてるのじゃなくて本当に忘れてしまうのかも、と思うようになりました。

毎日のように学校で鉛筆を落としてくる。

最初は文房具を取られたりしてイジメられていないかと心配しましたが、純粋に自分で鉛筆を落としているのです。でも、落としたことに気づかないって、ある?毎日だよ?
落とした鉛筆が返ってきて筆箱が鉛筆だらけになることもあるし。

このまま中学生や高校生、大人になったら大変なんじゃないか?

成長とともに出来るようになる子供ではないのかもしれない。

子どもが自分で解決できるスキルを身に付ける必要があるのでは?

本人は真面目にやっているのにできなくて、周囲からは不真面目だと誤解される。身近な存在である親の私でさえ、理解できず無闇に怒ってしまっていた。自己肯定感を育てるもなにもないよね。

私だけの知識では限度がある。

そんな時にクラス担任から席替えをして良い意味でガラリと変わったと聞き、アプローチを変えたら子どもの行動も変わるんだ!と確信しました。

やり方を変えればいい。でも、どうすればいいか分からない。

家庭だけの問題ではなく学校の先生にも協力をお願いする必要もあるかもしれない。

子どもの問題点の確認、困りごとへの正しいアプローチを学びたくて初めて療育相談に行きました!

ゆくゆくは困りごとに対して子供自身が自分で解決策も模索していけるようになってほしいから。

初めての療育相談の様子

 子どもと私は別室で、私はチェックリストに答えつつ困りごとや今までの子どもの様子を話ました。

その間に別室で心理療法士だったかな?専門家の先生が子供の様子を観察しました。

所要時間は1時間ほどだったと思います。

最後は子供を見ていた先生も入って3人で話をしました。チェックリストの内容、先生から見た子供の様子。そこから分かる子どもの発達的な傾向。
ドクターの診断を受けたわけじゃないので発達的にグレーな子供ってことで今後も療育相談に継続的に通うことになりました。

注意欠陥多動性障害の注意欠陥が強いタイプです。

困りごとに対する具体的なアドバイスがあり自分だけではわからない発想だったので専門家に相談するって大切だと感じました。

専門家の方はその子の特製に合った生活の知恵みたいなのをいっぱい知っていますものね。

学校とも連携を取っていただき学校訪問もしていただきました。

少し気になったのが療育相談の時も学校訪問の時も学習内容に遅れがないかを気にされていました。

勉強はできるか、授業は聞けてるか、ノートは取れているかなど、とても気にされていました。

今のところ子供に勉強の遅れはありません。

私が勉強で少しの躓きでも、すぐに理解できるようにフォローしていたのが幸いしたようです。

漢字や九九など繰り返し勉強する、とかも嫌がるので漢字の書き取りなど単純な反復学習も楽しめるようにとタブレット学習を導入したり。

勉強ってわからなかったら面白くない。面白くなかったら授業も苦痛でしかないと思うからです。

学術的な興味を持ち続けてほしいから、子供の好きな恐竜や化石や昆虫、天体、生き物など色々な本を購入したり、観察会があれば参加したり、子ども新聞を購読したりと様々な角度からアプローチしています。

療育の先生が学習面をよほど気にしていたので、注意欠陥の特性ゆえに授業に集中できなくて勉強が遅れてしまう子供が少なくないのだろうと思います。

療育相談に行って良かった!

子供の特性が解ることで私もクラス担任も(子供にとっては理不尽に)怒ることが減るし、困りごとに対していろんな方法を試すことができるようになりました。

いっぺんにすべては解決できないので少しずつ困りごとに対する施策、いわゆるライフハックですね、に取り組んでいき子供が混乱しないようにライフハックを増やしていけるのが助かる!

相談して具体的なアドバイスがあるのがとてもとても助かるのです。

反抗期が来る前に療育相談に行けてよかったです。

反抗期がきてから困った!と思っても子供が一緒に協力して療育相談に行くのは難しそうですからね。
今はまだ素直に困りごとに対して私も子どもと相談して進めたりもできます。

学校の先生からも問題ないと言われているのに、療育相談に行く保護者って少ないと思います。

でも、学校でも困ってるって言われてからでは、先生もフォローできない状態になっているってことで、とても大変なのかもしれません。

私が思ったのは周囲から大丈夫って言われても、困っていることがあれば療育相談に行って具体的なアドバイスをもらい行動を改善するライフハックを教えてもらったほうがいいってことです。

相談した結果が発達障害であろうとなかろうと日常で困っているんだから、自分だけでは解決しないから持続して困っているんだろうし、子供はいつか親の手を離れていくんだし。

親の手を離れた時に子供が自分で解決できる力を持っててほしいから。

もちろん痛い目を見たら学習するって考え方もあるけど、軽い痛みなら学習の糧になるでしょう。けど、メンタルやられるほどの痛みは不必要な痛みだと思うしそこからの学習は代償が大きすぎる。

私なりの結論。

日常生活で持続的に困っているなら自分だけで解決できない問題。だから気軽に療育相談に行こう!

 

キャンペーンやサービス内容など変更されている可能性がありますので、詳細は公式サイトで確認してくださいね